2019年12月25日
これから宴会シーズンでお酒を飲む機会が増える年末年始。
お酒を飲む日が続くと、翌日は「体がだるい」「不調を感じやすい」なんてことはありませんか?
本日は、楽しく年末年始を迎えた後にも元気にお過ごしいただけるように
、栄養の観点からお話しさせていただきます。
お酒を飲んだときに体の中ではどんな働きが行われているのでしょうか。
アルコールの分解には酵素が使われ、その酵素を活性化させるのが「亜鉛」。
アルコールを過剰に摂取している方は、亜鉛の需要が増えるため、欠乏しやすくなります。
またコンビニ食や冷凍食品などの加工食品を日常的に摂られる方も不足しやすいと言われています。
以下のお悩みをお持ちの方も亜鉛が不足しているかも。
・口臭が気になる
・皮膚トラブルが多い
・爪が割れやすい
・抜け毛が気になる
亜鉛は、300種類以上の酵素の活性を上げるのに大切な役割を持ち、口腔内の機能の維持にも深く関わっています。
食事をするたびにお口の中のpHは酸性になり、歯の成分が溶け出しますが、唾液の作用によりpHは元に戻り(緩衝作用)歯の成分も元に戻ります(再石灰化作用)。
亜鉛はpHを中性に戻すという重要な役割を果たしているのです。
また味覚異常も亜鉛不足の代表的な症状です。
舌にある味蕾細胞の新陳代謝にも関わり、味を薄いと感じるような味覚異常のケースでは、亜鉛が十分に摂れるようなお食事をご案内します。
亜鉛は、動物性食品(肉・魚)に多く含まれ、この時期は特に牡蠣がおすすめです。
赤身の牛肉や豚レバーを積極的に召し上がっていただいたり、煮干しをおやつ代わりにしていただくのも良いですね。
宴会シーズンも体調を崩さず、元気にお過ごしいただくために、毎日の食卓に亜鉛が摂れるようなお食事を心がけてみてください。
〒464-0025
名古屋市千種区桜が丘50 1F
TEL 052-788-7270
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
09:30~12:30 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × |
13:30~18:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × |
●休診日:日曜日/祝日
●駐車場のご案内
店舗1階に5台分の駐車場があります。
混み合いますので、なるべく公共機関をご利用ください。
近隣の提携駐車場がご用意でき次第お知らせいたします。